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2015年7月

2015年7月31日 (金)

細いとか脆いとかではない

三回目の抗がん剤投与で、また点滴の針がうまく入らなかった。ただし今回は一度目の失敗で、すぐさまベテランの看護師さんにバトンタッチ。そんなところに刺すのか〜という場所に一発で決まった。担当の若い彼女、凹んでるだろうなぁ。次はうまく入るといいけど。

私の血管は深い所にあるらしく、なかなか探し出せないらしい。大事な物はしまっとかなきゃでしょ。

2015年7月30日 (木)

ガマン大会2日目

今日は出掛けるつもりだったのだが、体調が整わずガマン大会2日目に突入。鉛のような体を横たえているところに、追い打ちをかけるが如く、手先足先の感覚の麻痺というさらなる倦怠感が襲ってくる。と同時に、グーキュルキュルとお腹の音がするほど強烈な空腹感も襲ってきた。これだけ強い倦怠感にも関わらず、食欲だけは落ちないのが不思議。まぁ、味覚異常(若干つわりに似ている)という側面もあるのだけれど。
何を食べるか迷った挙句、ずっと食べたいと思っていたオムライスを作ることに決定。だがしかし自分のためだけに、手の込んだ料理をするほど気力も体力もない。こういう時はウシジマくんが頼り。というワケでウシジマくんに食べてもらうつもりで、心を込めてオムライスを作ることにした。
フライパンの手入れが悪くてオムレツの真ん中に穴が開いてしまったのだが、そこはウシジマくん好みのタップリケチャップでカバー。手の込んだ料理なんて言ったけど、中身のチキンライスは冷凍の物をチンしただけ、つまり私はオムレツを焼いただってことです。
味覚障害で塩気をあまり感じなくなっている私の舌には、ケチャップタップリオムライスはとても甘く思えた。しょっぱさの感じられないオムライスが、逆に切なくてしょっぱい。ごめんね、ウシジマくん、あんまり上手にできなくて。次はパーフェクトな物を作ってみせるから。

2015年7月29日 (水)

ガマン大会

朝起きてシャワーを浴びると、温かいお湯が心地よく感じた。どうやらここ数日の冷房部屋お籠りで、かなり体が冷えている模様。道理で胃腸の動きも鈍いワケだ。なんとかしなきゃと思い、今日一日は冷房断ちをすることにした。幸いにも今日は曇りがちで日差しがあまりきつくない。お昼過ぎまでは室温30度ギリギリの一階でなんとか過ごした。午後2時を回ったところで空から雲がなくなり西日が差してくる状況に…。気が付けば室温が31度になっている。ヤバイ。日没まであと数時間、耐えられるのか?

2015年7月27日 (月)

しかばねクッキング

ここのところ、薬の副作用に暑さが加わり倦怠感が前にも増して酷い日が続いている。自分の部屋は冷房を効かせれば涼しくしていられるのだが、そういう閉ざされた部屋で横になっていると、まるで自分が生きる屍になってしまったようで、何故だか少しでも外に出たいと思ってしまう。階下のリビングは冷房が効かないのだが、広くて風が通るので30度を超えることはあまりない。ぬる〜い風を体に受けながら、何かしなきゃいけない!何かしないと本当の屍になってしまう!とおかしな脅迫感に襲われた私は唐突に料理を始めた。1日の最高気温を記録する午後2時過ぎという時間に、フライパンと格闘する私。あまり長く立っていられないため焦りながら、必死に挽肉を炒める。肉にあらかた火が通ったタイミングで粗みじんに切ったタマネギを投入、タマネギが透き通ったところでさらにトマトの水煮缶も投入、塩胡椒をふって完成。かなり肉割合の高いミートソースの出来上がり。ええ、要するに冷蔵庫の挽肉を早く使わないとダメになっちゃう、という主婦の悲しい性の物語でした〜。

2015年7月15日 (水)

久しぶりのスカート

ひっっっさしぶりにスカートをはいて出掛けた。いったい何年ぶりだろう?おそらく10年以上20年未満ぶりだと思う。何故また?理由は髪の毛がほとんど無くなったから。帽子をかぶるという手もあるんだけど、せっかくなので、大判スカーフを巻いてエスニックな出で立ちに挑戦してみたという訳。

娘のクロゼットからそれらしい長めのスカートを引っ張り出し、アレコレとコーディネートしてみる。本当はマキシ丈の物が良かったんだけど、見つかったのは八分丈くらいの物。よし、ならばマキシ丈のを買いに行こうと、そのまま車で出掛けることに。けれども行った先のモールに、以前にあったはずのエスニックファッションの店が無くなってたんですよ。オーマイガ〜!

なんやかやで結局エスニック柄のガウチョパンツもどき(やっぱり八分丈)を買ってしまった私。はくのか?自分?ガウチョパンツを・・・?

Sinic

 

画像↑はあくまでもイメージです。マキシ丈スカートってちょと勇気がいるわ私には。

2015年7月 8日 (水)

出し過ぎ注意!

抗がん剤という薬は、ご存知のとおり大変副作用の強い物です。そのため投与された物は、可及的速やかに排出されなければなりません。尿であったり便であったり、あるいは汗などを通じて体外へと排出されるワケです。ここまで読むと予想はつきますよね。はい、そうです、抗がん剤の治療中は、便秘は大敵なのです。
最初の投与の後、私はこの便秘で本当に苦しい思いをしました。副作用の強い抗がん剤の排出が、こんなに辛いとは。それをふまえて二度目の今回は、しっかり便通を整えて臨みました。そのための秘策、それは麦ご飯と海藻サラダです。これは効きました。効きすぎるくらい効きました。さらに追加で豆カレーなんぞ食べたもんだから・・・、あ〜れ〜〜!
現在かろうじて「下痢とはいえない程度」の状態です。何かしら食べると出そうになる、そんな感じ。必要以上に出さないよう、ぐっと我慢の日々です。あ、麦ご飯と海藻サラダは今は止めてますよ。思いっきり下ネタ失礼しました〜。

2015年7月 1日 (水)

点滴なう

あれはまだ私が高校生の時だったと思う。病院で採血するのに、針を刺す場所が中々見つからず、最終的に左手の甲、親指の付け根辺りから血を取った。担当の看護婦さんが「良かったわぁ、私採血初めてだったのよ~」と、やたらはしゃいでいたことを強烈に覚えている。
今日抗ガン剤の点滴をするのに、同じ様に針を刺す場所が見つからず、3回目にようやく左手の甲に決まった。今日の看護婦さん曰く、「親指の付け根の血管も大きくて見やすいんだけど、動きの多い場所は採血はできても、点滴の針を固定するには不向きだから」とのこと。つまりあの時の看護婦さんの判断は正しかったということか。

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