これまで4回投与してきた抗がん剤は、一般に知られている副作用の強い物でした。実はその後に増殖が早い乳ガンに見られるHER2(ハーツー)タンパクを抑えるための薬ハーセプチンの投与が続いています。この薬は副作用があまりないということですが、それにも個人差があります。特に初回投与の時には、人によっては熱が出たりもするとか。
私がお世話になっている病院は、水曜日に大学病院から乳腺外科の医師が非常勤として診察をしています。なので水曜日の化学療法室(抗がん剤投与の点滴をする部屋のこと)には、大勢の乳ガン患者が詰めかけて(笑)います。前回私が初めてハーセプチンの点滴を受けた時、どうやら同じように初めてのハーセプチンの人がいたらしい。
他にも何度もハーセプチンを受けている人もいて、その先輩は30分ほどで、ささっと点滴済ませて帰っていきました。初回は副作用の確認もあり、かなり慎重に投与が行われ、複数回受けた人の1/3のスピードで点滴薬が落とされます。ですから私も当然1時間半かけて、体調をみながらの投与です。ところが薬が残り25mlというところまできて、手足に痒みが出てきました。どうやらアレルギー反応のようです。医師に確認したところ、元々初回の薬の量は多めになっているので、25mlくらいなら残しても良いとのこと。という訳で私の初回のハーセプチン投与はそこで終了しました。
前述の私と同じハーセプチン初回の人は、どうやら点滴中に早くも熱が出たらしく、看護師さんたちがちょっと慌てていました。でもね私はその後しばらくアレルギー性の痒みがあちこちに出てるんですよ。今も首の周りが痒くて、ちょっと搔き壊してたりもします。でもって明日は二度目のハーセプチンの日。痒みがひどくなりそうで、ちょ〜っと憂鬱・・・。
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