父の痴呆症 その1
父が痴呆になるのはある程度予想していました。
父の母(私の祖母)が80を越えたあたりから痴呆になっていたので、きっと似たような年の取り方をするのだろうと思っていたのです。
祖母はとても良いボケ方をしていました。
足腰はそこそこ健康だったため毎日いくつかの祠にお参りをするのを日課として、独身の娘二人に面倒を見てもらいながら穏やかに最後の日々を送りました。
何より暮らしていたのが瀬戸内の小さな島だったので、多少の徘徊はあっても必ず近所の人が連れ戻してくれていたのです。
実は父の妹(私の叔母)も現在そっくりなボケ方をしています。
ただし叔母の場合は足が悪くて徘徊の恐れはありません。
私の父はというと、それなりに足腰は元気です。
とはいえ肺気腫の持病があるので、少し歩くと息切れがするらしく、あまり長くは歩けないらしい。
ところが歩く歩かないではない問題があったのです。
それは例のアレ、高齢者ドライバー問題。
次回はこの「高齢者ドライバー問題」をいかに克服したか(まだ完全に克服した訳ではないけれど)を記しておこうと思います。
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